01. 商品紹介動画

BtoB企業ならではの、より複雑な商品・サービスを紹介するために動画が活用されています。商品が使われているシチュエーションや、実際にサービスを提供している様子など、動画にすることで格段にイメージがしやすくなります。展示会・イベントなどにおける認知拡大にも効果的でしょう。

02. インタビュー動画

BtoB企業の商品・サービスを、実際に使用した感想や体験談を取引先にインタビューし、その場面を動画で発信する方法です。一方的にアピールするのではなく、導入した取引先企業の生の声を発信することで、商品やサービスの有用性や説得力が得られるでしょう。

03. ブランドイメージ向上のための動画

企業イメージを向上させるためには、何をしている会社なのかを明確に示すだけではなく、どのようなビジョンを持っている会社なのかを表現することが大切です。近年では、企業オリジナルの音楽を制作、活用することも、他社との差別化に役立ちます。

04. セミナー動画

オンライン上でセミナーを受ける、いわゆる「ウェビナー」のための動画は、BtoB企業でも活用できます。会場に移動する手間がないことから、誰でも気軽に参加することができ、今まで接点をもてなかった新規顧客の獲得にもつながるといったメリットがあります。

ホームページ閲覧者を想定した内容の難易度を設定する

より複雑な構造をもつBtoBビジネスにおいて、動画に含む情報の難易度をどれくらいに設定するかは重要です。難解過ぎても認知は進まず、平易過ぎても深い部分が伝わりません。

おすすめするのは、ビジネスの全体像を描いた概要動画とともに、より詳しい商品・サービスにおける理念やこだわりを表現した詳細動画を制作することです。

炎上リスクを考慮する

BtoB企業だけではありませんが、炎上しやすい基本的な項目を、確実にチェックすることは不可欠です。企業PR動画の炎上の多くは、動画制作に関わるスタッフの不注意によるものがほとんどです。担当者や管理職だけでなく、多様な社員にチェックしてもらうことも効果的です。主なチェック項目は以下のとおりです。

• 業界特有の専門用語が羅列されていたり、専門性が高すぎる情報を発信したりしていないか
• 他企業にある公表してはいけない情報や、個人情報が含まれていないか
• 既存の音楽や動画・画像を使用する際、著作権はクリアできているか
• 性差別、人種差別など、差別的な要素が含まれていないか